★コンサルティングって何だろう? 〜IT・マーケティング・ビジネスモデル・・・

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BCP(事業継続計画)が本格的に始動

BCP(Business Continuity Planning)が本格的に展開されてきた。2007年4月2日の日本経済新聞で紹介されていたとおり、地銀を中心にBCP策定済みか今後策定する企業へ低利で融資するプランがある。(参照記事はこちら
古い話ではあるが、このBlogでも、2年前にBCPについて紹介したが、各種金融機関の理解があってこそ、BCPの重要性が現実味が増してくる。現在、各地でさまざまBCPセミナーが開催されているが、どちらかというと大企業向けのBCP策定が中心となっている。ましてや、本格的なBCPコンサルティングを受けようとすると相当な費用が必要となる。そもそも、資金的にも、資産的にも余裕がある大企業の場合は、「BCP策定」をするだけの余裕や事業を継続する方法は多くあるが、本当に必要なのは中小零細企業なのではないか。

私個人のライフワークとして、中小零細企業へのBCP策定コンサルティングなるものを考えてきた。まずは、「災害」の定義が多くの場合、「大地震」などの比較的発生確率の低い大規模な災害を想定しているようであるが、中小零細企業の場合は、その他の災害や事故でも事業継続の危機となってしまう。

故に、大企業と比べて、かなり綿密で実効性の高いプランを策定する必要がある。
当社のアウトソーシングサービスとして、「保険加入分析レポート作成」というサービスを提供している。これは当社で開発した「保険証券分析システム」でレポートを作成するサービスであるが、今まで分析・レポートを作成した企業は600社以上となった。

現状の保険加入状況を分析してみると、残念なことに、ほとんどの企業で保険加入状況になんらかの課題がある。詳細な説明はここでは避けるが、「保険」に対する認識を見直す時期にきているのではないかと思う。

多くの企業のおいて、保険は資産を守る「手当て」として考えている。つまり、BS(貸借対照表)を中心に保険設計されている場合が多く、BCPという観点から保険を見直してみるとキャッシュフローには全くと言って良いほど、考慮されていない。
本来、資金調達が限られている中小零細企業にとっては、BCPを策定する上では、非常に重要な要素となる。一方、BCPコンサルティングには、高額な費用を支払う。そして、保険料はなくべる安い方が良いという経営者もいる。
これでは本末転倒である。

このBlogでも紹介したかと思うが、プロと言われる保険代理店ならBCPを策定するスキルを身につけることも大切だと思っている。
実際にBCPセミナーの公演や数社のBCP策定に携わってきたが、人的なリソースが少ない中小零細企業の場合は、社内でヒアリングしても明確な回答がなく、顧問税理士や社労士など外部の方々ともミーティングをする必要がある。
また、経営者の資産状況やキャッシュフローについても聞く場合もあり、かなりセンシティブな作業となる。

また、銀行に加えて保険会社もBCP策定企業には、なんらかの優遇措置があっても良いのかもしれない。
例えば、生命保険会社で言えば、契約者貸付の早期かつ低利な支払いなども可能だろうし、損害保険分野では、ある一定の前払いなど特約があってもいいかもしれない。
つまり、中小零細企業においては、融資を受ける場合でも、「低利」だけでなく、素早い対応も考慮する必要がある。

これはあくまでも私案であるが、何らかの形で中小零細企業むけのBCP策定を支援していきたいと思っている。
すでに開発済みの「保険証券分析システム」にBCP策定機能を付加するのも一つの方法だと思っている。しかし、問題はそれを使う人たちが本当に「事業継続」というものを理解する必要があり、単なるシステム提供だけでなく、「教育」というサービスも併せて提供して予定である。

2007/04/03(00:52:45) by T.Ohashi - Category: 保険

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