バカと何か
和田秀樹著
久々に感動した文庫本である。タイトルが良い。そもそも、「バカ」を分析して何になる?と思われるかもしれないが、「天才とバカは紙一重」と言われるぐらいなので、バカを分析すると天才といもの見えてくるかもしれない。もっとも本書では、バカの反対は「リコウ」と定義づけられており、「リコウ」になるためには、いくつかのパターンに分けられるバカを知ることが重要である。
久々に感動した文庫本である。タイトルが良い。そもそも、「バカ」を分析して何になる?と思われるかもしれないが、「天才とバカは紙一重」と言われるぐらいなので、バカを分析すると天才といもの見えてくるかもしれない。もっとも本書では、バカの反対は「リコウ」と定義づけられており、「リコウ」になるためには、いくつかのパターンに分けられるバカを知ることが重要である。
著者曰く、『バカは差別語、侮蔑語ではなく、むしろ叱責語、激励語と考えるべきで、バカは治らないものではなく、治るものであるし、治すべき・克服すべきものなのである。』。
脳からバカを考えるという章では、
・知識が足りないというバカ
・知識はあっても推論のできないバカ
・メタ認知(自己チェック)が働かないバカ
・スキーマ(思い込み)に縛られるバカ
について紹介されているが、まさにその通りというか、自分のさておき、「納得」のバカ論である。
つまり、一番のバカは「自分でバカですから。」と言っているが、何にもしないこと。
本当に自分をバカと認識していないのか、リコウになることを拒絶しているか、と推測される。
この本を読むと、「ゼロベース思考」とか「仮説思考」の重要性が再認識される。
やはり、いつまでたっても勉強と考えるクセを付けることが大事であると。
ただ、文中に何回も「バカ」という言葉が用いられているので、「バカ」という言葉に慣れていない場合は、結構シンドイかもしれない。
(東京ではバカというのが、関西でいうアホと同意語で使われるので。)
自分のバイブルとなりうる一冊である。
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保険会社に入社し、社内留学生としてアメリカの大学院で経営学を学ぶ。その後、
アメリカでの経営コンサルティング会社勤務を経て起業。現在、
コンサルティング・システム開発などを手がける(株)アイブリッジ代表を務める。
